自分が悪いのですが、今年は５月初めに２つの展示があり、作品制作や準備をする必要があったため、、先月の始めに桜をスケッチしたのを最後に
（花の盛りの季節の！）４月は部屋にこもっておりました。
ひと段落したので、周囲を見渡してみると、もう初春の黄色の花が咲き誇る時期は過ぎ去り、梅雨の頃の青い花が咲き乱れているじゃないですか。
ああ、もっとスケジュール管理をしっかりしないと・・、と思いつつ、ネットでよく訪れる取材地を調べると、毎年訪れていた牡丹苑がまだやっていました。
年に一度くらいは、と久しぶりのスケッチポイントとして牡丹苑へ足を運んでみると、さすがにもう盛りはとっくに過ぎている、と断言できる状態で、
５００円もの入場料をとってはいけないレベルと思いました。
しかし、“人は気の持ちかた次第”とはいったもので、雨の心配はあったものの、気温・湿度ともに快適で風が心地良く、
なにより私にとっては、久しぶりの屋外スケッチで、新しい刺激をうけながら、家にいては想像しえなかった画面ができる楽しさがありました。
黄色い牡丹は、他の牡丹より咲く時期が１〜２週間ほど遅いため、牡丹苑の盛りの時期にはほとんど見ることができません。
また、牡丹苑全体がショボイ状態のため、カメラマンの群れもいないし、考えようによっては静かにのびのびと、いつもは描けない花が描けて
これはこれでいいじゃないか、などと私としてはずいぶん前向きな気分になれた一日でした。
